トルコ語…?
みなさんは「トルコ語」と聞いて、どんな印象を持ちますか?
「難しそう」「全然知らない」「そもそもトルコ語ってマイナーじゃない?」
そう思っている人も多いかもしれません。何を隠そう、実は私も昔はそうでした。でも、あるとき気づいたんです。
トルコ語、めっちゃ日本語に似てる…!
トルコ語と日本語
もちろん文字も文化も全然違います。でも、文法や言葉の作り方、感覚がびっくりするくらい近いんです。 たとえばこんな文を見てください。
トルコ語:
Evde kitap okuyor.
(家で 本 読んでいる)
日本語:
家で本を読んでいる。
→ 語順が完全に同じ!(主語-場所-目的語-動詞)
しかも、トルコ語には「は」「を」「が」のような助詞はありませんが、代わりに語尾変化で役割を示すので、感覚的にすごく近いんです。
他にも:
- 母音調和がある(日本語の「音の響き」の美しさと似てる)
- 尊敬語・丁寧表現の仕組みが似ている
- ている
日本語話者にとって、ヨーロッパ言語(英語・フランス語・ドイツ語)より、実はトルコ語のほうが圧倒的に学びやすいんです!
しかも、実は身近にトルコ語がたくさん!
突然ですが、クイズです!
次の4つの食べ物・飲み物の名前、どれがトルコ語由来でしょう?
A. ヨーグルト
B. ケバブ
C. ピラフ
D. コーヒー
……正解は、全部トルコ語由来です!!
- ヨーグルト → Türkçede “yoğurt”
- ケバブ → “kebap”
- ピラフ → “pilav”
- コーヒー → “kahve” → アラビア語経由で世界に広まったけど、元をたどるとトルコ語!
他にも「キオスク(köşk)」「ドルマ(dolma)」など、意外と日常にトルコ語が潜んでます。
まとめ
トルコ語は「遠い国の難しい言語」じゃなくて、
実は日本人にとって「一番学びやすい外国語のひとつ」なんです。
トルコ旅行が100倍楽しくなるのはもちろん、
イスタンブールのバザールで値切り交渉したり、
現地のおじちゃんと世間話したり、
「日本語みたい!」って感動しながら勉強できる言語、それがトルコ語です。
興味が出たら、まずは「Merhaba!(こんにちは!)」から始めてみませんか?